浅野直樹の学習日記

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Pythonで退屈な作業を自動化する「第9章 正規表現によるテキストパターンマッチング」の訳後感

訳文はPythonで退屈な作業を自動化するです。

いよいよ第2部に入りました。

この正規表現を取り扱っている章は、分量が多く、中身もややこしいので、大変でした。

本書を通読しているとこの第9章で挫折するかもしれません。

著者が「はじめに」で言っているように、第2部は興味のある章をつまみ食いするという姿勢で臨むのがよさそうです。

正規表現そのものをどこまでしっかりと学ぶかはともかくとして、「プロジェクト3:長い文書から連絡先情報を抽出する」で書かれている方法論はぜひ身につけたいところです。

いきなりコードを書き始めるのではなく、最初に一歩引いて全体を見渡し、TODOコメントを活用して部分部分の動作を自然言語で表現するという方法論です。

 

 

 



Pythonで退屈な作業を自動化する「第8章 文字列とテキスト編集」の訳後感

訳文はPythonで退屈な作業を自動化するです。

これで第1部 プログラミングの基礎を訳し終えました。

文字列とテキスト編集は英語と日本語とでは大きく異なる部分があり、厄介です。

ピッグ・ラテン(英語をラテン語風に変換する言葉遊び)のプログラムはこの章で学んだことの応用例としておもしろいのですが、日本語話者にはわかりづらい部分があります。

クリップボードのコピーアンドペーストができるpyperclipモジュールが力を入れて紹介されているのが特徴的です。

私は本書の初版を読んで初めてクリップボードを活用するという発想を知りました。

だんだんと業務自動化っぽくなってきていますね。



Pythonで退屈な作業を自動化する「第7章 辞書とデータの構造化」の訳後感

訳文はPythonで退屈な作業を自動化するです。

前章のリストに引き続き、本章では辞書について過不足なく説明されます。

KeyErrorにはget()メソッドで対応するという、実務上よく出くわす問題への対処法が書かれているのも好感が持てます。

チェス盤を例にして、現実世界をモデル化するという発想で記述されているのが深いですね。



Pythonで退屈な作業を自動化する「第6章 リスト」の訳後感

訳文はPythonで退屈な作業を自動化するです。

リストメソッド、ミュータブルとイミュータブル、タプル、参照と、リストに関して学んでおくべき内容がしっかりと丁寧に説明されています。

最後の連続コイン投げプログラムで、人間の直感では外しやすい確率の推計を、コンピュータによるシミュレーションで求めているのも興味深いです。

 



Pythonで退屈な作業を自動化する「第5章 デバッグ」の訳後感

訳文はPythonで退屈な作業を自動化するです。

第2版では後半にあった内容が、第3版では前半部分の第5章に移動されています。

デバッグをせずにすむならそれに越したことはありませんが、この章で書かれている内容を知っておけばどこかで役立つことがあるでしょう。

本書でエディタにIDLEでもVS Codeでもなく(比較的マイナーだと思われる)Muが使われているのは、この章のようにデバッグをわかりやすく示したいからなのかもしれません。




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