浅野直樹の学習日記

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Ubuntu12.10へのMozc(Google日本語入力)のインストール

Ubuntuでは最初からAnthyという日本語入力が入っていますが、変な変換をしたり反応が遅かったりで非常に使いづらいです。そこでMozcというGoogleの日本語入力を使うことにしました。

 

Ubuntu 12.10にMozc (Google日本語入力)をインストール – 森薫の日記が非常に参考になりました。というかそのまま従えばよいです。復習のためにこちらにも書いておきます。

 

まずはMozcのインストール。

 

sudo apt-get install ibus-mozc

 

早速キーボードの設定といきたいところですが、そのままではMozcが表示されませんでした。ibus-daemonを再起動する必要があるみたいです。

 

killall ibus-daemon

ibus-daemon -d -x &

ibus-setup

 

あとは現れた画面で「使用するインプットメソッドをカスタマイズ」にチェックを入れて、「インプットメソッドの選択」から「日本語」→「Mozc」と選び、インプットメソッドの順位をMozcが一番上に来るようにします。

 

これで非常に快適な日本語変換ができるようになりました。

 

 

 



Ubuntuが起動しなくなった場合の修復

USBメモリからUSBメモリへのUbuntuインストールで書いたように、USBメモリにUbuntu12.10をインストールして使用しています。しかし他のPCでも起動できるか試したりするうちに、もともとのPCでも起動できなくなりました。

 

“invalid argument”というエラーメッセージが表示されていたので、それを手がかりに検索したら、Ubuntu起動ディスクで起動して、fsckというコマンドでスキャンディスクをすればよいと書いてあるのを見つけました。windowsでもUSBメモリを挿したまま電源が落ちたりするとスキャンディスクを求められるので、これかなと直感的に思いました。

 

fsckというコマンドの後にはチェックするディスクを指定しなければいけませんので、それをfdiskのコマンドで行いました。ブロックの数値の大きさで容量を判断して、目的のディスクを確定しました。

 

あとは端末で指示に従いながらfsckを実行すると何やらエラーが修復され、次からは無事に起動することができるようになりました。

 



Ustreamでパソコンデスクトップ画面を配信する

Ustreamではカメラに映っている動画だけでなく、パソコンのデスクトップ画面を配信することができます。これはスクリーンキャストと呼ばれるようです。ゲームのプレイ動画を配信する人が多いようです。私の場合は英語や数学、パソコンの使い方などの解説を流したいと思いました。

 

やり方は簡単で、Ustream Producerを使います。Ustream公式のアプリケーションのようです。パソコンのデスクトップ画面を配信するだけなら無料版でも十分に使えます。

 

Ustream Producer: 無料のビデオストリーミング用デスクトップアプリケーションです。PC、Mac、トランジション、複数カメラ、ピクチャーinピクチャー対応。HDビデオ、H.264も。…

 

インストールしたらユーザー名とパスワードを入力してください。すると次のような画面が表示されます。

WS000000

 

次にパソコンのディスプレイのような絵が描いてあるボタンをクリックし、「このコンピューターでDesktop Presenterを起動」を選びます。

WS000001

 

 

すると次のような画面が現れるので、「TCP/IP Address:」以下の数字に着目します。

WS000004

 

メニューバーの「ソース」から「新規Presenter」を選びます。

WS000005

 

表示される画面の「IP Address」に先ほど確認した数字を打ち込み、「Apply」をクリックします。

WS000006

 

成功するとデスクトップ画面が映し出されます。この画面は閉じて、もう一度パソコンのディスプレイの絵をクリックして、今度は「Presenterショットの追加」を選びます。

WS000007

 

これでデスクトップ画面を配信できるようになりました。ただしまだ画面の配信だけです。音声を入れたいなら、配信したいPresenterを選んだ状態で、スピーカーの絵をクリックして、音声を追加します。外部入力される自分の声などを配信したいのか、パソコンの内部で再生される音を配信したいかによって、何を選ぶかが変わります。外部入力なら何らかのマイクを、内部入力ならPresenterを選びます。

WS000008

 

外部入力と内部入力とを同時に配信したい場合は別の設定が必要になります。それはけっこう難しいので、この記事では触れません。

 

これで自分のパソコンのデスクトップ画面がUstreamで配信できるようになりました。

 

 



2013センター試験数学1A解説・感想

今年(2013年)のセンター試験数学1Aを解いてみました。全体として例年よりやや難しかった印象です。93点でした。設問別に感想と自己採点結果を書いておきます。解説のプリントと動画も手作りしましたので、よろしければご覧ください。

 

2013センター試験数学1A解説プリント

 

 

第1問([1]方程式と不等式、[2]論理と集合)…20/20

これは簡単でした。[1]は問題文の誘導にさえ乗れれば短時間で処理できます。[2]は対偶に注目するという点で昨年(2012年)とそっくりでした。

 

第2問(2次関数)…18/25

ここで苦労しました。最後の(2)が未知数3つの方程式3本で理論的には解けたのですが、その計算の処理に手間取り時間切れになりました。解説では時間のかからない計算方法をしています。

 

 第3問(図形と計量、平面図形)…30/30

2つ目の空白部でODを求めるのに相似を使えばよいのかとひらめいてからはスムーズでした。もしここでつまづくと大変だったと思います。ある程度正確な図をかいてイメージができればどうにかといったところでしょうか。

 

第4問(場合の数と確率)…25/25

確率は得意なのでこのレベルの問題だと一瞬ですね。得点化のルールの把握に少し戸惑いましたが、解説動画でも言っているように、ポーカーだと思えばしっくりきました。

 

 



PrimoPDFで日本語のファイル名に対応する

PDFファイルを作成するのためにPrimoPDFを愛用しています。WordやExcelはもちろん、名刺ソフトなどあらゆる場面で使えます。プリンタで印刷するのと同じ要領でPDFファイルを作成できるので、印刷さえできる場面であればいつでも使えます。

 

ダウンロード、インストール、基本的な使い方は検索すればいくらでも出てくると思うのでここでは割愛します。その代わりにファイル名を日本語にするということに焦点を当てます。

 

まず、PriMoreソースコード公開 – PDFとたわむれるからPriMoreをダウンロードしてください。その後はファイルを解凍して、readme.txtに書いてある通りにしてください。

 

以前にWindowsXPで導入したときはすんなりとできたのですが、今回Windows7で同じことをしようとしたら苦労しました。どうやら管理者ではない一般ユーザーではファイルの変更などができないようになっていることがその原因のようです。

 

nlog(n): PrimoPDF で日本語ファイル名の出力を可能にする PriMoreを参考にして成功しました。\Windows\Tempと\Windows\primopdf.iniの「セキュリティ」タブで「Users」を追加し,「Users」に「変更」権限を与えることがポイントです。加えて、もし「Arguments for this program are」の設定をしてもかき消されるようなら、管理者(Administrator)でログインすると設定を書き換えることができると思います。

 




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