1.不服申立ての3類型
異議申立て
審査請求
再審査請求
2.異議申立てと審査請求
審査請求中心主義
(事実上の)上級行政庁がない場合は意義申立て
その他法律や条令で特別の定めがある場合があり、異議申立てを前置して審査請求をすることになることもある
3.不作為についての不服申立て
自由選択主義
4.再審査請求
法律に定めがある場合
権限が委任された場合
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異議申立て
審査請求
再審査請求
審査請求中心主義
(事実上の)上級行政庁がない場合は意義申立て
その他法律や条令で特別の定めがある場合があり、異議申立てを前置して審査請求をすることになることもある
自由選択主義
法律に定めがある場合
権限が委任された場合
(1)長所
簡易迅速な救済
裁量審査(違法だけでなく不当も審理できる)
インカメラ審理
裁判所の負担の軽減
(2)短所
中立性の希薄さ
調査能力の限界
一般法の制定
訴願法(1890年)→行政不服審査法(1959年)→行政不服審査法大改正(2004年)
(1)概括主義への転換
(2)自由選択主義への転換
(3)行政救済重視への転換
(4)条例との関係
条例で上乗せすることは可能
・申立に基づいて行われる
・裁決、判決等のかたちで判断を示す義務
・利害関係人の参加
・終局的解決のための特別の効力
(1)主観争訴
抗告争訴
当事者争訴(実質的当事者争訴、形式的当事者争訴)
(2)客観争訴
民衆争訴
機関争訴
よりインフォーマルなルート
地方公共団体のオンブズマン…地方自治法138条により、改善勧告や意見表明を行う権限を有するにとどまる
広義の行政争訴
・行政上の不服申立て(行政不服審査法等)
・行政訴訟(行政事件訴訟法等)
・民事訴訟(民事訴訟法等)
広義の国家補償
・損害賠償(国家賠償法、民法等)
・国家補償の谷間
・損失補償(憲法29条3項等)
2021年10月30日追記:
dockerを使うことをおすすめします。そのほうがはるかに簡単です。詳しくはemathをdockerで手軽に使う – 浅野直樹の学習日記をご覧ください。
emathを使うと日本における数学教育に関するtexを作りやすくなります。例えば「〜以上」というのを日本ではもっぱら「≧」と表現しますが、世界的には「≥」を使うほうが一般的なようで、texにもこちらのほうしかありません。emathをインストールすると日本式の「≧」が使えるようになります。その他気の利いた機能がたくさん用意されているので、数学のプリントなどを作られる方はemathの導入を検討してみる価値があります。
emathから丸ごとパックをダウンロードします。ダウンロードの際にはユーザー名とパスワードが求められますが、トップページからダウンロードページにたどり着くまでのどこかに記されています。
まず丸ごとパックをダウンロードしたディレクトリに移動します。そしてその丸ごとパック(ここではemathf051107c.zip)を展開します。
unzip emathf051107c.zip
展開されたsty.zipを然るべき場所に配置します。emath.styの置き場所 – PukiWikiにその場所がどこであるかを判別するやり方が書いてあります。浅野直樹の学習日記 | ubuntuに日本語対応のtexliveをインストールするの手順でtexliveをインストールしたなら、おそらく/usr/local/texlive/texmf-local/tex/platex/misc/emath/が然るべき場所になります。
これからの作業はルートになったほうがやりやすいです。
sudo su
mkdir -p /usr/local/texlive/texmf-local/tex/platex/misc/emath/
sty.zipをその然るべき場所に移動します。
mv sty.zip /usr/local/texlive/texmf-local/tex/platex/misc/emath/
その然るべき場所に移動して、sty.zipを展開します。
cd /usr/local/texlive/texmf-local/tex/platex/misc/emath/
unzip sty.zip
最後にmktexlsrを実行して完成です。
mktexlsr
emathのインストール – PukiWikiにある動作確認(1)を試してみてください。文字化けするようなら、リンク先に置いてある動作確認リストをgeditなどで開いて、UTF8として保存してください。PDFを作成しようととしたときに、emath.styが見つからないなどとエラーが出たらどこかが間違っています。
emathのインストール – PukiWikiの動作確認(2)に進みましょう。図形の描写です。動作確認リストを実行して図形が描写されれば成功です。
eclarith.styが見つからないなどと言われたら、emath その他から探します。そしてダウンロードしたファイルを展開した先にあるstyファイルを先ほどと同じやり方で然るべき場所に移動させてください。移動させたらmktexlsrも忘れないようにしてください。
同じように動作確認(3)も試してみましょう。
emathはperlと連携してグラフをかきます。幸いubuntuではperlが最初からインストールされています。
perl -v
このコマンドでバージョン情報などが表示されればインストールされています。
それではperlとの連携 – PukiWikiの手順に沿ってemathをperlと連携させましょう。
まずperlのライブラリを置く場所(@INC)がどこなのかを知りましょう。
perl -V
でいくつか表示されるはずです。例えば私の環境なら /usr/local/lib/perl/5.14.2とか
/usr/lib/perl5とか/etc/perlです。
emath その他にあるemathpl16.zip(16という数字の部分は時期によって変わります)をダウンロードし、それを先ほど調べた@INCの場所に移動させ、展開させます。
sudo su
mv emathpl16.zip /usr/local/lib/perl/5.14.2/
cd /usr/local/lib/perl/5.14.2/
unzip emathpl16.zip
コマンドの前にsudoをつけるかsudo suでrootにならないと実行できないでしょう。
platexを実行する際に-shell-escapeを付けなければなりません。端末で実行するならplatexの直後に半角スペースを1つ空けて-shell-escapeをつけます。texworksで実行するならダイプセットで設定したplatex.shのplatexの後に同じように-shell-escapeを付けます。
perlとの連携 – PukiWikiにある2の平方根を求めるサンプルで試してみてください。計算結果が表示されればperlとの連携はできています。
最後にemathのインストール – PukiWikiにある動作確認(4)がうまく表示できればグラフの描画も完成です。
しかし実行する前に修正パックを当てる必要があります。以前は作者に数百円のカンパをして修正パックをダウンロードしたような記憶があるのですが、今はemath 訂正版に誰でもダウンロードできるような形で置いてあります。
最初の手順と同じように、ダウンロードしたzipファイルを然るべき場所に移動させ、そこで展開します。
ここで書いた手順に従えばうまくいくはずです。エラーが出たらそのメッセージをよく読んで考えてください。陥りやすい間違いはunzipやmktexlsrをrootとしてやらないということです。sudo suでrootになっておくことをおすすめします。そしてstyファイルを新しく導入したらmktexlsrをするくせをつけておくとよいです。
そしてあとはemathWiki – PukiWikiにある使用例PDFを見ながら試行錯誤を繰り返せば、きっと思うように使いこなせるようになります。