広義の行政争訴
・行政上の不服申立て(行政不服審査法等)
・行政訴訟(行政事件訴訟法等)
・民事訴訟(民事訴訟法等)
広義の国家補償
・損害賠償(国家賠償法、民法等)
・国家補償の谷間
・損失補償(憲法29条3項等)
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2021年10月30日追記:
dockerを使うことをおすすめします。そのほうがはるかに簡単です。詳しくはemathをdockerで手軽に使う – 浅野直樹の学習日記をご覧ください。
emathを使うと日本における数学教育に関するtexを作りやすくなります。例えば「〜以上」というのを日本ではもっぱら「≧」と表現しますが、世界的には「≥」を使うほうが一般的なようで、texにもこちらのほうしかありません。emathをインストールすると日本式の「≧」が使えるようになります。その他気の利いた機能がたくさん用意されているので、数学のプリントなどを作られる方はemathの導入を検討してみる価値があります。
emathから丸ごとパックをダウンロードします。ダウンロードの際にはユーザー名とパスワードが求められますが、トップページからダウンロードページにたどり着くまでのどこかに記されています。
まず丸ごとパックをダウンロードしたディレクトリに移動します。そしてその丸ごとパック(ここではemathf051107c.zip)を展開します。
unzip emathf051107c.zip
展開されたsty.zipを然るべき場所に配置します。emath.styの置き場所 – PukiWikiにその場所がどこであるかを判別するやり方が書いてあります。浅野直樹の学習日記 | ubuntuに日本語対応のtexliveをインストールするの手順でtexliveをインストールしたなら、おそらく/usr/local/texlive/texmf-local/tex/platex/misc/emath/が然るべき場所になります。
これからの作業はルートになったほうがやりやすいです。
sudo su
mkdir -p /usr/local/texlive/texmf-local/tex/platex/misc/emath/
sty.zipをその然るべき場所に移動します。
mv sty.zip /usr/local/texlive/texmf-local/tex/platex/misc/emath/
その然るべき場所に移動して、sty.zipを展開します。
cd /usr/local/texlive/texmf-local/tex/platex/misc/emath/
unzip sty.zip
最後にmktexlsrを実行して完成です。
mktexlsr
emathのインストール – PukiWikiにある動作確認(1)を試してみてください。文字化けするようなら、リンク先に置いてある動作確認リストをgeditなどで開いて、UTF8として保存してください。PDFを作成しようととしたときに、emath.styが見つからないなどとエラーが出たらどこかが間違っています。
emathのインストール – PukiWikiの動作確認(2)に進みましょう。図形の描写です。動作確認リストを実行して図形が描写されれば成功です。
eclarith.styが見つからないなどと言われたら、emath その他から探します。そしてダウンロードしたファイルを展開した先にあるstyファイルを先ほどと同じやり方で然るべき場所に移動させてください。移動させたらmktexlsrも忘れないようにしてください。
同じように動作確認(3)も試してみましょう。
emathはperlと連携してグラフをかきます。幸いubuntuではperlが最初からインストールされています。
perl -v
このコマンドでバージョン情報などが表示されればインストールされています。
それではperlとの連携 – PukiWikiの手順に沿ってemathをperlと連携させましょう。
まずperlのライブラリを置く場所(@INC)がどこなのかを知りましょう。
perl -V
でいくつか表示されるはずです。例えば私の環境なら /usr/local/lib/perl/5.14.2とか
/usr/lib/perl5とか/etc/perlです。
emath その他にあるemathpl16.zip(16という数字の部分は時期によって変わります)をダウンロードし、それを先ほど調べた@INCの場所に移動させ、展開させます。
sudo su
mv emathpl16.zip /usr/local/lib/perl/5.14.2/
cd /usr/local/lib/perl/5.14.2/
unzip emathpl16.zip
コマンドの前にsudoをつけるかsudo suでrootにならないと実行できないでしょう。
platexを実行する際に-shell-escapeを付けなければなりません。端末で実行するならplatexの直後に半角スペースを1つ空けて-shell-escapeをつけます。texworksで実行するならダイプセットで設定したplatex.shのplatexの後に同じように-shell-escapeを付けます。
perlとの連携 – PukiWikiにある2の平方根を求めるサンプルで試してみてください。計算結果が表示されればperlとの連携はできています。
最後にemathのインストール – PukiWikiにある動作確認(4)がうまく表示できればグラフの描画も完成です。
しかし実行する前に修正パックを当てる必要があります。以前は作者に数百円のカンパをして修正パックをダウンロードしたような記憶があるのですが、今はemath 訂正版に誰でもダウンロードできるような形で置いてあります。
最初の手順と同じように、ダウンロードしたzipファイルを然るべき場所に移動させ、そこで展開します。
ここで書いた手順に従えばうまくいくはずです。エラーが出たらそのメッセージをよく読んで考えてください。陥りやすい間違いはunzipやmktexlsrをrootとしてやらないということです。sudo suでrootになっておくことをおすすめします。そしてstyファイルを新しく導入したらmktexlsrをするくせをつけておくとよいです。
そしてあとはemathWiki – PukiWikiにある使用例PDFを見ながら試行錯誤を繰り返せば、きっと思うように使いこなせるようになります。
texworksを使えば手軽にtexを編集できます。ボタン1つでPDFファイルを作り、それを並べて表示してくれるので非常に便利です。
以下は浅野直樹の学習日記 | ubuntuに日本語対応のtexliveをインストールするで紹介したようにtexliveをインストールしたという前提で話を進めます。
sudo apt-get install texworks
これだけでインストールできます。もしかするとtexlive-baseが何とかかんとかというエラーが出るかもしれませんが、それでもインストールはできています。エラーが出るのが嫌なら以下のコマンドでtexliveのパスを外しておくといいです。
64-bit 版の場合
sudo /usr/local/texlive/2013/bin/x86_64-linux/tlmgr path remove
32-bit 版の場合
sudo /usr/local/texlive/2013/bin/i386-linux/tlmgr path remove
実際に使う際にはこのコマンドのremoveの部分をaddに変えてパスを追加しておくことを忘れないようにしてください。
(1) platexシェルスクリプトの作成と権限の調整
geditなどで以下のシェルスクリプトを作成し、platex.shという名前で保存します。
#!/bin/sh
platex -synctex=1 “\$1” && \
dvipdfmx “`basename “\$1″ .tex`”
最後に余計な改行をつけたりしないように気をつけてください。また、引用符(”)はすべて半角です。この画面からコピーして貼り付けると全角になっているかもしれないので気をつけてください。
そしてそのplatex.shがあるディレクトリに移動し、以下のコマンドを実行するか、ファイルの右クリックから「プロパティ」を選んで、所有者:読み書き、グループ:読み込みのみ、他のユーザ:読み込みのみ、実行可能にするにチェックを入れます。
sudo chmod 755 platex.sh
(2) パスの整理
ここでは2つの目的でパスを整理します。texworksを起動して、「編集」→「設定」から「タイプセット」のタブを選びます。
(ア) platex.shへのパスを通す
先ほど作成したplatex.shへのパスを通します。「TeXおよび関連プログラムのパス」欄の「+」マークをクリックして、platex.shを置いたディレクトリを追加します。
(イ) その他のパスを削除する
次の(ア)で作ったパス以外のパスをすべて削除してください。「−」のマークをクリックすると削除できます。この手順を踏まないと日本語のtexがうまくいきませんでした。おそらく他のtexと競合しているのだと思われます。
(3) タイプセットの方法の追加
同じく「編集」→「設定」から「タイプセット」のタブを選んだ状態で、画面の下の方には「タイプセットの方法」という欄があります。そこにplatexというタイプセットの方法を追加します。
まず「+」マークをクリックしてください。そして名前にはわかりやすくplatexと付けて、プログラムは作成したplatex.shを選び、引数に$basenameを追加します。そしてその作成したplatexを一番上に持ってきて、デフォルトもplatexにしておくとよいでしょう。
(4) 実際に動くか確認する
TeX入門/最初の例 – TeX Wikiにある例などで日本語が含まれる確認用のtexファイルを作ってください。
texworksの「ファイル」→「開く」からその確認用のtexファイルを選び、再生ボタンの横にあるタイプセットの方法でplatexを選び、再生ボタンを押すか「Ctr+t」のショートカットを押します。
うまくいけばこれで右側にPDFファイルが表示されます。
texliveを利用すれば簡単に日本語対応のtex環境が手に入るはずなのですが、意外に苦労したので手順をまとめておきます。Linux – TeX Wikiを簡略化したものです。
私の場合はapt-getでインストールするとうまくいきませんでした。インストーラーからインストールするほうが確実だと思います。 おそらく1GB以上をダウンロードすることになるので、インストールにはかなりの時間がかかります。余裕があるときにお試しください。
(1) インストーラーのダウンロード
wget http://ring.airnet.ne.jp/pub/text/CTAN/systems/texlive/tlnet/install-tl-unx.tar.gz
(2) 圧縮ファイルを展開してそのディレクトリに移動
tar xvf install-tl-unx.tar.gzcd install-tl*
(3) インストーラーからインストール(コマンド)
sudo ./install-tl --repository http://ring.airnet.ne.jp/pub/text/CTAN/systems/texlive/tlnet/Enter command: I
(3)’ インストーラーからインストール(GUI) GUIで何をインストールするかなどを選びながらインストールすることもできます
sudo apt-get install perl-tk sudo ./install-tl -gui
(4) パスを通す 64-bit 版の場合
sudo /usr/local/texlive/2013/bin/x86_64-linux/tlmgr path add
32-bit 版の場合
sudo /usr/local/texlive/2013/bin/i386-linux/tlmgr path add
2014/07/31追記:「2013」の部分は適宜「2014」などに変更してください。
(5) 実際に動くかどうか確認する TeX入門/最初の例 – TeX Wikiにある例などで確認用のtexファイルを作ってください。ここではtest.texという名前にします。そしてそのファイルがあるディレクトリに移動して次のコマンドを入力してください。
platex test.tex
dvipdfmx test.dvi
これでおそらく日本語のPDFファイルがうまくできているはずです。
2014/07/31追記:Font family `JY2+mc’ unknownなどと表示されたら「platex」の部分を「uplatex」としてください。
WindowsXPのサポート期限が迫ってきていることもあり、その代わりとなるOSとしてUbuntuを検討している人もいることでしょう。いきなりUbuntuに切り替えるのは大変だと思うので、まずはWindowsとUbuntuを共存させて試してみるのがいいと思います。
WindowsとUbuntuを共存させるには3つの方法があります。どのやり方をするにせよ、始める前にハードディスクのバックアップをすることを強くおすすめします。
Wubiを利用すれば、通常のソフトをインストールするような感覚でUbuntuを使うことができます。アンインストールも「プログラムの追加と削除」から行えます。最新のバージョンのUbuntuを使うことはできませんが、通常の用途であればこれで十分でしょう。
UbuntuTips/Install/WubiGuide – Ubuntu Japanese Wikiを参考にすれば比較的簡単にできるはずです。
これが厳密な意味でのWindowsとUbuntuの共存です。ただし起動の際はUbuntu側のgrubを使うので、ややUbuntu優位の共存だと言えます。
(1) パーティションを分割する
パーティションとは間仕切りのように何かと何かを分割するもののことです。WindowsとUbuntuはかなり性質の異なるOSなので、きちんと分割するほうがよいです。Windows上でもパーティションの操作をすることができるみたいですし、フリーソフトもたくさんあります。詳しくは別途調べながらしてください。
(2) Ubuntuの起動ディスクを作成する
起動ディスクとはインストールをするときに最初に使うディスクのことです。CDまたはDVD、あるいはUSBメモリを使うことができます。どちらも以下の2段階の手順で簡単にできます。
(ア) 最新のUbuntuのISOファイルを入手する
以下からダウンロードできます。「ubuntu 最新 iso」などのキーワードで検索してもすぐ見つかるでしょう。
Ubuntu Desktop 日本語 Remix CDのダウンロード | Ubuntu Japanese Team
(イ) 入手したISOファイルをCD, DVD, USBメモリに書き込む
UNetbootinというソフトを使えば簡単に書き込めます。
窓の杜 – 【REVIEW】さまざまなOSのインストール“USBメモリ”を手軽に作成できる「UNetbootin」
(3) USB起動を有効にする(BIOSの設定)
PCの電源を入れた直後に「F1」や「F2」、「Delete」キー(種類によって異なる)を押しっぱなしにするとBIOSの設定画面に入れます。そこでUSBメモリからの起動をハードディスクからの起動よりも優先にします。Bootという項目からUSB○○といったそれっぽい表示を探して、それの優先順位を変更します。こればかりは種類によって異なるので一つの手順を示すことはできません。英語を解読しながら試行錯誤をすればどうにかなると思います。
(4) 指示に従ってUbuntuをインストールする
あとは画面上の指示に従ってUbuntuをインストールします。Windowsと置き換えるのか共存させるのか聞かれるところがあるので、共存させるほうを選びます。
USBメモリにUbuntuをインストールすることもできます。ハードディスクの空き容量が足りない場合、出先でUbuntuを使いたい場合などに便利です。OSが立ち上がらなくなったときの救出用としても使えます。しかし動作が遅いという欠点があります。具体的な手順は以下の記事を参考にしてください。
浅野直樹の学習日記 | USBメモリからUSBメモリへのUbuntuインストール