[一] 序説
事実婚主義vs法律婚主義
[二] 婚姻の効果
1 人格的効果
同居義務、協力義務、扶助義務(生活保持義務)、貞操義務
2 財産上の効果
760〜762条
(1) 婚姻費用の分担
(2) 夫婦別産制
共有的解釈、組合的構成
(3) 日常家事連帯責任
(4) 契約取消権
3 相続
4 その他の効果
子の嫡出化、離婚、氏、姻族、成年擬制、生命侵害に対する慰謝料
[三] 婚姻の成立
1 実質的要件
(1) 意思の合致
(a) 婚姻意思の内容
便法をどう評価するか
(b) 意思の存在時期
(c) 婚姻届作成後の翻意
不受理申出制度
(2) 適齢に達したこと
(3) 重婚でないこと
(4) 再婚禁止期間(待婚期間)を過ぎていること
(5) 一定の近親間の婚姻でないこと
(6) 制限行為能力者の婚姻
(7) 性別
2 形式的要件
[四] 婚姻の無効・取消し
1 婚姻の無効
2 婚姻の取消し
[五] 婚約
結納…解除条件付贈与と構成できる