Shotcutの使い方(動画の切り貼り、字幕、音入れ)

動画を切り貼りしたり、字幕(キャプション)を入れたり、音を重ねたりするのに最適な無料ソフトを発見しました。Shotcutです。Windows, mac, Linuxのそれぞれに対応しています。インストールはShotcut – Downloadから行ってください。

 

せっかくのよいソフトなのに、日本語で解説しているサイトが少なく、慣れるまでに時間がかかりました。これから使い始める人の時間を節約するために、基本的な使い方を共有します。

 

1.基本構成

赤色の①プレビューは動画のプレビューを確認するメイン画面です。②の作業机とは具体的にはプレイリストとフィルタです。ここで場面ごとの動画を加工します。③のタイムラインでひとつながりの動画を作っていきます。もしこの3画面構成になっていなければ、メニューアイコンの「プレイリスト」や「タイムライン」をクリックしてください。

 

2.動画の切り貼り

下のようなNHKクリエイトの「2000年 新年各地のカウントダウン」を編集して

 

下のような短縮版を作ってみましょう。

 

Shotcutの「ファイルを開く」で、NHKクリエイトからダウンロードした元ファイルを開きます。するとプレビュー画面で自動的に再生が始まるので、一時停止ボタンで止めます。

 

この元動画は3つの場面から構成されているので、新年の3秒前から2秒前を第一部分、2秒前から1秒前を第二部分、1秒前から新年を第三部分から取るようにします。

 

シークバーの先端と終端をマウスでドラッグ操作して、欲しい部分だけが青くなるようにしてから、プレビュー画面をドラッグで作業机であるプレイリストに送りましょう。後で微調整できるので多めに切り取るとよいです。

同様に第二部分と第三部分をプレイリストに切り出します。

次に、プレイリストにある動画をタイムラインに送ります。プレイリストにある動画をダブルクリックしてプレビュー画面に表示させてから、+記号をクリックして現在のトラックに付加します。これを3つの動画それぞれに対して行えば、3つの動画をつなげることができます。タイムラインの白い縦線をドラッグして先頭にまで持っていってプレビュー画面の再生ボタンを押せば、3つの動画が連続して再生されるはずです。

最後に微調整をしましょう。私の場合は第二部分が長すぎたので調整します。プレビューで再生させながら第二部分の欲しいところまで再生させて一時停止します。そこで横長の長方形のマークをクリックしてプレイヘッドで分割します。すると下図のように第二部分が2つに分割されたので、いらないほうを右クリックして削除します。要はいらない部分をプレイヘッドの分割で区切ってあげて削除するということです。

最後にメニューアイコンのExportを押して作業机にエクスポート画面を出し、YouTubeを選んでファイルをExportをクリックすれば出来上がりです。長い動画だとここで時間がかかります。

複数のファイルから切り貼りする場合も、「ファイルを開く」からファイルを開いて必要な部分をプレイリストに送ることを繰り返せば同じようにできます。

 

3.字幕(キャプション)をつける

このように字幕(キャプション)をつけるのが目標です。NHKクリエイトの「ポケットベル」を利用しました。

 

プレビュー画面のシークバーの先端と終端を調整して必要な箇所を選択し、プレイリストに追加するところまでは先ほどと同じです。それからメニューアイコンの「フィルター」を押し、プラス記号をクリックして、ディスプレイマークの中からテキストを選びます。

デフォルトでは画面下部にtimecodeが表示されると思いますが、その代わりに表示したいテキストを入力し(日本語入力ができないようならメモ帳等に入力した文字をコピーペーストすればうまくいきます)、色を適当に変え、枠と位置を調整します。

さらに字幕を追加してみましょう。今度はバックグラウンドの色も指定しました。

 

先ほどと同じようにプラス記号でタイムラインに追加して、エクスポートをすれば完成です。

 

4.音入れ

次は音を入れてみましょう。

 

無音の動画に音をつけることもできますし、最初から音声が入っている動画に音を重ねることもできます。上の作業で作った2つの動画をプレイリストに入れ、タイムラインでつなげます(今はわかりやすいように一つずつ作業していますが、本来は元動画からの編集を一挙に行ってエクスポートは1回だけするほうがよいです)。

 

タイムラインの三本線をクリックしてオーディオトラック追加を行うと、タイムラインの下のほうにA1が追加されるはずです。

 

NHKクリエイトの「キャット・スキャット」を使わせてもらいます。これをダウンロードして、「ファイルを開く」から開いてプレイリストに追加します。先ほど追加したA1をクリックして選んだ状態でプラス記号を押すと音楽が追加されます。音楽のほうを動画の長さに合わせて10秒くらいだけに縮めてプレイリストに追加してからA1に加えたほうが見やすいと思います。音楽も動画と同様に、横長の長方形でプレイヘッドで分割して削除をすれば微調整できます。

これでいつものようにエクスポートすれば出来上がりです。元々動画に音声があるところに重ねたくなければその部分のA1の音楽を削除すればよいですし、元々の動画の音声を消したければ、先ほどの字幕と同じようにフィルタからミュートを選べばよいです。

 

5.応用編

例えばこのようなものが作れます。


メニューバーの「ファイル」→「他を開く」→「色」で単色の動画を作ることができます。これに字幕を載せればオープニング画面のようなものが作れます。

タイムラインを使いこなすことができればやりたいことができます。オープニング画面を2つ作り、後半には字幕を増やして、そこの切り替わり目でNHKクリエイトの鈴の音がなるようにしました。音は何重にも重ねることができます。

 

 

いかがだったでしょうか。3Dテキストとかフェードアウトとか凝りだすときりがありませんが、一通りのことはこれでできるはずです。

 

それでは楽しい動画ライフをお送りください。

 



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    取っ掛かりにおいてかなり参考になりました、ありがとうございます!!


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