訳文はPythonで退屈な作業を自動化するです。
この章は基本的に第2版と同じ内容です。ただし、複数スレッドの話がなくなり、よりわかりやすくなりました。
プロセスやスレッドはOS寄りの低水準の領域であり、退屈な作業を自動化したい事務員などの非エンジニアにとっては難しく感じられるかもしれません。
定期実行が必要になる場面は多いので、タスクスケジューラ、launchd、cronの実行というそれぞれのOSに固有の方法があるということを知っておいたほうがよいでしょう。
時間関係の関数については、エポック秒という考え方と、瞬間的な時刻と幅のある期間の区別を意識すれば、自在に使いこなせるようになると思います。