英検の受験記録を残しておきます。
中学校や高校で団体受験をする人も多いようですが、私はその機会がありませんでした。大学を卒業してから初めて英検を受験しました。準1級と1級です。
既に英語を教える仕事をしていたので、準1級は大丈夫でした。
1級は惜しくも一次で不合格でした。リスニングさえできるようになれば合格できるとは思いました。
約5年後にリベンジです。2015年度第3回の試験です。
この5年の間にはリスニングの訓練も積みましたし、日々の英語を教える仕事にも力を尽くしてきたので、その結果が現れたと言えます。
(2016.3.9追記)
二次試験にも無事合格できました。
当日は「将来日本で人手不足が問題となるか」というトピックを選び、マルクスなども引き合いに出しつつ人手不足よりも失業のほうが問題だと話し、質疑応答では日本の失業率は一見低く見えるが求職活動をあきらめてしまった人を含まないなど数値が低めに出る、いわゆる日本型雇用のために新卒時に失業すると苦しくなる、中国などの日本と比べて人件費が比較的低い国に雇用が流失しているとは言える(他の国が悪いというわけではなく資本主義システムの問題)、解決策としてオランダで有名なワーク・シェアリングが挙げられる、といった話をしました。英語そのものよりも背景知識や論理で合格したような気がします。
もちろん英語の部分も、2分間スピーチをいろいろなテーマで50回ほど練習はしてから二次試験に臨んだので、やるべきことはやったとは言えます。