1.日本国憲法前文の平和主義(平和的生存権)
積極説(札幌地判昭和48.9.7ーー長沼事件一審)
消極説(札幌高判昭和51.8.5ーー長沼事件二審)
2.日本国憲法9条の規範構造
(1) 憲法9条の法規範性
政治的マニフェスト説
政治規範説
9条変遷説
(2) 戦争放棄
限定放棄説
全面放棄説
(3) 戦力の不保持
自衛権放棄説
自衛権留保説(最判昭和34.12.16ーー砂川事件)
戦力の意味(自衛隊は違憲か)
(4) 交戦権の否認
国家として戦争を行う権利
国家が交戦者として有する権利
3.日米安保体制と憲法9条
(1) 経緯
旧条約(片務)→新条約(双務)
周辺事態
有事法制
(2) 駐留米軍の合憲性
合憲説(最判昭和34.12.16ーー砂川事件)
違憲説(東京地判昭和34.3.30ーー砂川事件一審)
(3) 共同防衛行動
(4) 沖縄の米軍基地整理・縮小問題
4.国際貢献
「武力行使」と「武器の使用」