第1節 犯罪の段階的類型
陰謀→予備→犯罪の実行への着手→既遂
第2節 未遂犯の処罰
未遂犯は任意的減軽
中止犯は必要的減軽
第3節 実行の着手
1 主観説
2 客観説
(1) 形式的客観説
(2) 実質的客観説
(3) 判例の概観
(4) 構成要件的制約
(5) 行為計画の考慮
第4節 不能犯
1 総説
2 学説の概観
(1) 抽象的危険説
(2) 具体的危険説
一般人の印象
(3) 本書の立場(仮定的蓋然性説)
3 判例の概観
(1) 方法の不能
(2) 客体の不能
第5節 中止犯
1 刑の減免の根拠
2 政策説と法律説
3 違法減少説
4 責任減少説(法定量刑事由説)
5 中止犯の成立要件
(1) 中止行為
(2) 任意性
6 予備の中止