第1節 通貨偽造の罪
1 保護法益
2 通貨偽造罪
行使の目的
3 偽造通貨行使罪
4 外国通貨偽造罪・偽造外国通貨行使罪
流通(≠強制通用)
5 偽造通貨収得罪
6 収得後知情行使罪
額面価格の3倍以下の罰金
7 通貨偽造準備罪
第2節 有価証券偽造の罪
1 総説
2 有価証券偽造・虚偽記入罪
権限の逸脱と濫用
3 偽造有価証券行使罪
第3節 支払用カード電磁的記録に関する罪
1 総説
2 支払用カード電磁的記録不正作出・供用・譲り渡し等の罪
3 不正電磁的記録カード所持罪
4 支払用カード電磁的記録不正作出準備罪
カード情報の取得、提供、保管と器械・原料の準備
5 罪数
第4節 文書偽造の罪
1 総説
形式主義(有形偽造の処罰が原則)と実質主義(無形偽造の処罰が原則)
2 詔書偽造罪
3 公文書偽造罪
有印公文書偽造、有印公文書変造、無印公文書偽造・変造
4 虚偽公文書作成罪
間接正犯が認められるかどうか
5 公正証書原本等不実記載罪
6 偽造公文書等行使罪
7 私文書偽造罪
権利・義務に関する文書および事実証明に関する文書
8 虚偽診断書作成罪
9 偽造私文書等行使罪
10 電磁的記録不正作出・供用罪
第5節 印章偽造の罪
1 総説
2 印章・署名・記号の意義
判例は印章に印影だけでなく印鑑も含んでいる
3 偽造・使用の意義
4 御璽等偽造・不正使用罪
5 公印等偽造・不正使用罪
6 公記号偽造・不正使用罪
7 私印偽造・不正使用罪
第6節 不正指令電磁的記録に関する罪
1 総説
2 不正指令電磁的記録作成等の罪
3 不正指令電磁的記録取得等の罪