[一] 物的担保への序説
約定担保物権
法定担保物権
非典型担保物権
[二] 抵当権とは何か
1 非占有担保物件
2 抵当権の設定から実行まで
3 担保権としての性質
優先弁済的効力、不可分性、物上代位性、附従性、随伴性
[三] 被担保債権
375条
[四] 目的物
1 抵当権の及ぶ範囲
(1) 構成部分・従物・付加一体物
(2) 借地権…従たる権利+地主の承諾に代わる許可(借地借家法20条)
(3) 370条の例外
(4) 果実…債務不履行後は抵当権が及ぶ
2 物上代位
(1) 物上代位とは何か
(2) 物上代位の目的物
(3) 差押えをめぐる問題
特定性維持説、優先権保全説、第三債務者保護説
3 土地と建物が別個の不動作とされることから生ずる問題
(1) 法定地上権
趣旨、要件、複数の抵当権と法定地上権、共有と法定地上権
(2) 一括競売
[五] 実行前の抵当権の効力
1 設定者の使用収益権
2 第三者への利用権の設定
(1) 抵当権設定後の賃貸借
(2) 短期賃貸借の実態
(3) 実務・判例の展開
(4) 2003(平成15)年改正
3 侵害に対する効力
(1) 物権的請求権
(2) 期限の利益喪失・増担保
(3) 損害賠償請求
4 第三取得者との関係
(1) 代価弁済
(2) 抵当権消滅請求(旧滌除)
(3) 第三取得者に関するその他の規定
5 抵当権の処分
(1) 概観
(2) 転抵当
(3) 抵当権の譲渡・放棄/抵当権の順位の譲渡・放棄
(4) 抵当権の順位の変更
[六] 実行段階の問題
1 担保不動産競売
2 担保不動産収益執行
3 共同抵当
[七] 抵当権の消滅
1 一般的な消滅原因
目的物の滅失、混同、放棄、弁済、競売、代価弁済、抵当権消滅請求
2 抵当権の消滅時効
[八] 根抵当権
1 根抵当権とは何か
2 設定
3 根抵当権の効力
(1) 被担保債権
包括根抵当の禁止
(2) 非担保債権の範囲
(3) 優先弁済権
4 確定前の内容の変更
(1) 債権者の変更…随伴性の否定
(2) 債務者の変更
(3) 債権者・債務者の相続・合併
(4) 被担保債権の範囲の変更
(5) 極度額の変更
5 根抵当権の処分
6 確定
7 共同根抵当・共有根抵当
[九] その他の特殊な抵当権および抵当証券
1 目的物の範囲拡大
2 抵当証券